屈辱顔面嬲り 小林めぐみ
【屈辱・踏みつけ・監禁】牢屋で繰り返される屈辱の儀式――正統派美人・小林めぐみが、美貌ゆえに責めの対象となる緊縛AV。顔面責めと羞恥の対比が鮮烈に刻まれる、不二企画の凌辱系代表作AV動画。
拉致され、牢屋の中に監禁された小林めぐみ。 後ろ手、縄の猿轡、片足吊り、ストッキングを被せられ、無様に変形した顔面。 素足で顔を踏みつけられ、フックで鼻孔を吊り上げる。 執拗に性器をいじる男の指。 惨めさに打ちのめされながら、絶頂に飲み込まれるめぐみ。
打ち捨てられためぐみは、うつむいたまま暮れかけた道を走り去っていく。















この作品は、暗がりの牢屋という閉じた空間を舞台に、支配と屈辱の構図を極限まで描き切る緊縛AVである。粗いコンクリートの壁、無機質な鎖の音、そして沈黙を切り裂く素足の音が、被虐の緊張感を全編にわたって支配している。照明の少なさが影を際立たせ、被拘束者の揺れる表情や呼吸の荒れを生々しく浮かび上がらせる。観る者は、彼女が逃げ場のない状況で何を感じ、どこまで堕とされていくのかという心理的緊迫に引き込まれるだろう。
成熟した美貌を誇る小林めぐみが、本作では“美人であること”自体を責めの対象として晒される。レビューでも「美人さん」「正統派の美熟女」と評される整った顔立ちは、強い照明によって変形するたびに、観る者の背徳感を刺激する。片足吊りや猿轡によって奪われた自由、被せられたストッキングによって歪む輪郭――その美と屈辱のコントラストが、本作最大のフェティッシュな見どころであり、顔面責め・鼻責めフェチ層から高い評価を得ている。
プレイは徹底して支配と羞恥の二重構造で構成されている。後ろ手に縛られた彼女の顔を、男の素足がゆっくりと踏みつける。抵抗も言葉も奪われた状態で、ただ息づく彼女の顔面を玩具のように嬲り、指先が性器を探るたびに体が小さく跳ねる。カメラがフレーム外に移っても、レビューで指摘されたように「見えない場所でも続く残酷な嬲り」が想像される演出が秀逸だ。表情の震え、腰の痙攣、羞恥と快感の交錯が、観る者の内側をも侵食していく。
不二企画作品らしく、凌辱の中に確かな演出意図が通底している点も注目に値する。監督・不二秋夫による画面作りは、肉体よりも空気の重さを際立たせることで、「屈辱」というテーマを多角的に体現している。緊縛フェチや顔責め、熟女の美を辱める構成は同レーベルの中でも特に完成度が高く、視覚的暴力と心理的興奮を併走させた問題作として位置づけられる一作だ。